セルの数式が計算された時に実行されるイベントプロシージャとして
Worksheet_Calculate イベントがあります。
これを活用されると良いでしょう。
監視対象セル以外のセル範囲に数式が設定されていると、その再計算時にもイベントが発生しますので
別に作業用シートを用意したほうが無難。
例えば Sheet1 の X10 セルの関数の戻り値を監視したい場合。
1)新規シートを追加して、監視用シートとする。
2)追加した監視用シートの A1 セルに 数式で =Sheet1!X10 ..などのように監視対象のセルを参照。
3)監視用シートのシートモジュールに以下のプロシージャを置く。
Private Sub Worksheet_Calculate()
If Range("A1").Value <> Range("B1").Value Then
Range("B1").Value = Range("A1").Value
MsgBox "change"
End If
End Sub
基本的に、Sheet1 の X10 セルの数式が計算されて値が変化した時にCalculateイベントが発生しますが、
数式の内容によっては、値が変わらなくてもCalculateイベントが発生するケースもあります。
また、Sheet1の行削除や挿入時などでもCalculateイベントは反応します。
なので前回計算時の値を別セルに記憶させておいて、値を比較する必要があります。
前述の例では、A1に参照数式があるとして、B1セルを記憶用セルとして使うようにしています。
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